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プレス加工

Press processing

上型・下型の2つのパーツからなる金型を用意し、間に金属の板を挟み、圧力をかけて型どおりに抜いていく方法です。
金型を用意しなければならないものの、一度金型を用意してしまえば、大量に同じものを作ることができます。
プレス加工は大量生産品を加工するのに向いています。

「金型」は当社で工程を考え設計

金型の精度で製品の品質がほぼ決まります。

金型は数十~数百のパーツで構成されていて、とても複雑なものです。製作にはかなりのノウハウが必要とされています。
一般的に金型は金型製作の専門業者におまかせ発注となりますが、当社は、金型を設計する技術を持っており、当社でデザインを取り設計し、金型メーカーに金型を発注します。当社の経験値により精巧な金型の製作が可能になります。

さらにプレスの技術を高めていくことにより、従来プレス加工ではできないと言われていた加工を実現しています。

単発プレス加工

少量生産・大型の加工品を得意とする「単発プレス」は、もっとも単純かつオーソドックスなプレス加工技術です。工程ごとに、単発でプレス加工を行うシンプルな加工法。

型をセットした後にプレス加工を1度で行うため、基本的には、1工程動作となります。そのため、連続加工や自動加工を行うことはできません。
従って、順送プレスと比較した場合に生産性が低くはなりますが、少数製作に特化した製法で試作・小ロット製作に対応できます。

また、プレス機の中では価格がもっとも安く、型費にかかるコストも順送に比べ安く抑えられるというメリットがあります。

順送プレス加工

生産性と加工精度の高さが魅力の「順送プレス」は、特に大量生産向けの現場で活用されるプレス加工技術です。順送り金型と呼ばれる専用の型を使い行うプレス加工法。

複数のプレス加工における工程の凹凸がひとつの金型の中に作られており、ロール状の長いコイル材をプレス機にセットしてゆっくりと順送りすることで加工を行います。

1回のプレスで完成品を作ることができ、高い効率とスピーディーな加工が実現。加工工程はセンサーによって管理されるため、品質が安定し精度が必要なプレス製品には最適です。
ただし、金型の設計と加工が複雑になるため、金型製作のコストが高額となります。また、大型の加工品には適用が難しいのもデメリットです。

新設備導入

デジタル電動サーボプレス(新型サーボプレス)

高精度加工・成形性向上・高品位加工

3Dスキャナ型 三次元測定機 VL-500

2μm
・設計値とのズレを把握
・OK/NG品の違いを解析

製品紹介

技術が可能にする良質な製品製造

単品部品から加工・仕上げスポット溶接など

スポット溶接(抵抗溶接)

Spot welding

溶接する金属母材の上下から電極をあて大電流を流し加熱し、2つの母材を溶接する圧接法です。
スポット溶接の特徴は、金属の電力抵抗を利用した溶接法であることです。
電流が流れると電気抵抗が起こり発熱するのを利用した溶接法なので、抵抗スポット溶接とも呼ばれます。

スポット溶接の特徴

1: 溶化剤不要、半自動化できる  2: 溶接速度が速い 

抵抗スポット溶接

抵抗スポット溶接は、電極形状を金属板、線材、メッシュ、ピン等のさまざまな被溶接材(製品部品)の形状に合わせることによって、
幅広く溶接することが可能です。

また、電極に冶具要素を加えることで、ピンの搗き立て溶接など、そのバリエーションをさらに広げることが可能です。